友達が卓上のiPhoneスタンドを欲しがったので、SCOOVO C170でサクッと印刷してみました。
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大口の生き物にも見える?! |
ここしばらく印刷していませんでしたが、何の問題も無く造形終了。
この安定感は素晴らしく感動ものです。
元のデータは、
Thingiverse からダウンロードしました。
ココはFreeなのに膨大なデータがあり、内容も充実しているので良く利用します。
Scoovo 発売元のオープンキューブが運営している
mono-logue(モノログ)もありますが、如何せん人気が無いので数が少ないのが残念です。
でも少ない中にピカッと光るものも複数有るので、今後に着たいですね。
自分も発表したいモノできたらアップしようかな。
今回初めて他人向けに造形して思いましたが、「積層跡」気になりますね。(^^;)
しかも依頼主は女性なので、そういう目線で観ると「コレってどうよ?」と素直に思いました。
当人は一切気にしない様子でしたが、折角なので仕上げについて調べてみました。
SCOOVOはPLA樹脂という素材を利用しています。
これは3Dプリンターでポピュラーなもう一つの素材であるABS樹脂に比べて、強固であるという長所をもちます。ただこの長所が仕上げの段階では短所となるようです。
ABS樹脂ではヤスリがけやサンドペーパーでの表面処理ができ、塗料も載りやすいため塗装もOKのようです。
PLA樹脂の場合、上記の作業が難しいため仕上げ処理はなかなか出来ないのが現状のようです。
今のところPLA樹脂で仕上げをする場合、薬品で表面にコート剤を塗り、それを磨くというのが常套手段のようです。
ALTECOさんから仕上げ用のセットも販売されているようです。
3Dプリント造形後の積層跡を消すコート剤 3DP id.artsさんのレビュー
12,000円と少し高価ですが、かなり綺麗に仕上がるようなので、その内試してみたいと思います。
他にも、(株)システムクリエイトのモデリングコートなどがありましたが、どちらも売ってるお店は見つかりませんでした。メーカー直販かな?
あと真否は不明ですが、SCOOVOのPLAはアセトンに溶けるという噂です。
ただアセトン自体、取扱にかなり注意が必要な薬品なので、今のところ自分はパスですね。
最後の必殺技として、半田こてを使うという手もあるようです。
溶けやすいPLA樹脂の特性を逆手に取った方法ですね。
失敗すると造形物がダメになりそうですが、今回作成したiPhoneスタンドのように工業製品的なものなら使いやすそうです。
チャレンジも一番簡単そうなので、まずはこれからやってみるのも良いかも知れませんね。